Column

土地と建物と暮らし方について
情報や雑学のコラム。

片付けが苦手

 

|モノを持つこと、世代の差

 

世の中にはモノがあふれています。

 

昭和時代の「物をたくさん持っている=裕福である」という価値観はすっかり崩れて、100円ショップ等も増え、安価なモノで誰でも「物持ち」になれる時代。

 

マスコミ等では心理学を巧妙に駆使した宣伝が仕込まれ「これいい!買わなきゃ!」と無防備な私たちの脳内購買スイッチを刺激してきます。

 

そんななか「最小限で豊かに暮らす」ミニマルライフが若い世代を中心に世界中で広がりをみせています、もちろん日本でもです。

 

高度成長期やバブルを知らない若い世代は、そもそも産まれたときから世の中が不景気で、いわゆる贅沢(むやみにモノを持つこと)に喜びを見いだしにくいとも聞きます。

 

Less is more 少ないことは豊かなこと

少ないことは豊かなこと

 

かたや、モノをたくさん持った高齢者や第一次&二次ベビーブーマー世代の 「片付け・整理整頓」 も話題になります。

 

自身の持つ多くのモノたちから 現在のライフスタイルに適するよう取捨選択 にチャレンジするも、その成功者はなかなか少ないのではないでしょうか。

高齢になり気力・体力とも衰えてしまい片付けが億劫になったり、子の言うことに耳を貸さない等、親が住む実家の荒れ様を嘆く子世代の苦悩がニュースやバラエティ番組になることも近年増加しています。

 

 

|「片付け?それ食べれるの?」状態から、片付け資格取得へ

 

世の中には「片付け」関連の資格がたくさんあります。一説では20種類以上との情報もあるくらいで、とにかく 「片付け=モノの持ち方」 は世界中の皆さま 永遠の悩み事 のようです。

コラム担当のわたくし F も、そちら側の人間です。共働きの両親のもと、片付けしている家族の姿など記憶に無く、片付けの作法や思考も知らず何となく大人になってしまいました。

 

引越しを経験したことで、少しは効率よくなりましたが、狭小住宅に引っ越すことになり、とうとう追い詰められました

 

その頃、偶然にも片付け資格のひとつ 「ライフオーガナイザー」 の上級資格MLO(マスター・ライフオーガナイザー)資格をもつ方に旅先で出会ったのをキッカケに ライフオーガナイザー2級 講座を受講し、 認定証を取得 

そこでは 「片付けのお作法」 の基礎として、暮らしを最適化するため考え方から自分の性格に合った収納方法まで学ぶことができました。考え方から学ぶため、片付けだけでなく暮らし方(生活全般)に 応用 できて良い影響があり、本当に役立っています。

 

 

 

|ちょっと待って!倉庫に住むことになる前に

 

 「片付け下手の人はやたら収納グッズを買う」  と聞いたことがあります。物が増えたら、収納を増やして投げ込めば見えないし良いでしょ(=片付いた)と単純に考えるのでしょうか。

でも、ちょっと待って!

 

その方法を続けていると、家中が収納だらけになり、窓も塞がれ最終的に薄暗い倉庫に暮らしているのと同じになってしまうのです。

 

沢山の収納部屋や家具やグッズの中から 使いたいモノを探し出すのは時間も手間も掛かる 、地震が来たら  モノに埋もれ  てしまうかもしれないし、モノにつまずいて  怪我  をするかも、救急車の救急隊員が家の中で  担架を広げて移動  できますか?さらに、片付けてないから  恥ずかしい!誰も入らないで~!  なんて 笑えない事態 になってしまうかもしれません。

 

そんなことになる前に、モノの適量を知るため 「片付けのお作法」  を学ぶことが重要だと思いませんか。

 

 

|モノの適量を知る手だて。知識は無くならない。

 

片付けするというと 「もったいない、何でもかんでも捨てるな」 と批判されがちですが、片付けルールに従って 自分自身の思考と徹底的に向き合う ことで 現在に合わせて 「選び出す」  そして、捨てるのではなく 今の自分には必要でないものを「手放す」 ことを意外にもすんなり受入れることができるようになります。

 

愛着と執着は似ているようで別物と言われます、物自体に対する愛着ではなく、それに関わる執着であることに気づくこともあるでしょう。

 

今の自分に必要なもの、不要なものが明確になり、身の丈の持ち物量が見えてきます。

 

積み上げて、ギュウギュウに詰め込んで 放置 することと、そのモノを大切にしているということは全く違う、ということに気づくのです。

 

やみくもに捨てるわけではなくて、 自分に本当に必要なものを厳選して選び 少数精鋭で心地よいものだけに囲まれて暮らすという生活、意外に簡単にできるものです。

 

持ち物が適量になれば、それらは生きますし、活きます。量が適量になれば、管理するモノ自体が減り、ものを探す手間も省け、掃除片付けも楽で 快適 そのものです。

 

片付け苦手な人へ、ちょっと手間かもしれないけれども、何らかの方法で真面目に片付けを学ぶことお勧めしたいです。一回ルールが身につけば、応用が利きくのです。

片付けに限らず勉強して身に付けた知識はモノと違い劣化しません。

 

一回自分のモノになれば一生モノ、費用対効果も抜群。いくつになっても学ぶことは役に立つだけでなく、刺激にもなります。

 

 

|扶桑土地には本がいっぱい

 

扶桑土地の応接コーナーには、不動産や建築や生活に関連した書籍がたくさんあり、来社されたお客さまにはご自由に読んでいただけるようにしています。

「小さく住まう系」書籍棚

 

これらは仕事のための情報として私達に必要なものなのです。

 

不動産、建築、それに関した法律、リフォーム、リノベーション、エコハウス、DIY、インテリア、ミニマル・コンパクトライフ、ガーデニング、などなど…

家を建てたい、リフォーム・リノベーションしたい、活用したい人たちの アイデアや閃きの種 になるかもしれません。

 

また追々、個々の紹介をしていきます。

 

 

そのほかスタッフの心躍るもの、カメラ・万年筆・絵本・アート・外国語の本なども片隅にあります。

 

 


 

 

|まずはご相談ください|

 

土地を売りたい・土地を買いたい

建物を売りたい・建物を買いたい

新築にこだわらずリノベーション・リフォームしたい

不動産が欲しいけど、新築・中古どうすればいい?と迷っている

目的に合った不動産(土地・建物)の選び方

不動産を有効活用したい

借地権の当事者だが、よくわからない方

間取りやインテリアのバランスはどうしたらいい?

等など

 

誰かに話すことで、自らの考えがまとまることがよくあります。

まずは  有限会社 扶桑土地  にご相談くださいませ。

 

 

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