｜ 七夕まつりだけじゃない、一宮市のレアなお祭り
その祭りの名は… チンドン祭り 。
こんにちは、本日のコラム担当は F です。
今年の５月にもコラムに取り上げました、チンドン祭りのご紹介、決してデジャブではありません。手抜きでもありません。またまた開催されるので、そのお知らせです。
春と秋に一宮市萩原町で開催される、 チンドン屋さん大集合のお祭り です。
七夕まつりで有名な一宮市ですが、チンドン屋さんのお祭りを年２回も行っているのは日本にここだけしかないかも？
とっても珍しいレアなお祭りです。
今風にいえば、映える（バエる）ネタ？とでもいえましょうか？時代に取り残されたような 昭和レトロな萩原商店街 に、華やかな扮装をして楽器を演奏しながら練り歩く人々が妙にマッチして、異次元にトリップしてきたような感覚になるかもしれません。
春は、プロフェッショナル（本業）のチンドン屋さんの方々が全国から集結し、コンクールが行われます。↓
2019年春のチンドン祭りの告知看板
秋は一転して、ゆるーく素人さんのチンドンパフォーマーが、その技を披露する場となっています。
レアなお祭りを見てみたい方、SNSネタをお探しの方には特におすすめしたいイベントです。
萩原商店街は意外にも由緒ある場所でして、美濃路の宿場でもあり、参勤交代が通った道とのこと。昔の人が商店街をテクテク歩いていたかと想像するのもおもしろいかもしれませんね。
ちなみに、高校三年生で有名な歌手の舟木一夫さんが住んでいた家も萩原商店街にあるのは地元では知られた話です。そちらも、ご興味あれば確認されるのもいいかもしれません。
萩原商店街周辺はじっくり見ると、ちょっとレトロ面白いスポットがありますし、萩原町は
詩人の 佐藤一英
の出身地。その資料館（樫の木文化資料館）が萩原町の萬葉公園（万葉集にちなんだ花々や歌碑がある公園）の中にあるようです。
※一宮市博物館にて、令和元年度特別展「生誕120年記念 尾張に生きた詩人 佐藤一英」として10月12日（土）～11月24日（日）展覧会が行われます。そちらも、ご興味あればぜひ足をお運びください。一英の樫の木文化論の提唱への経緯は、興味深いこと間違いなしです。終戦後の焼け野原に生き残った一英の樫の木が今年伐採されてしまったのが惜しいところです。
秋の行楽シーズン、 １０月２０日（日曜日） こちらのお祭りに足を運んではいかがでしょう？
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