| なぜ?会社の名前について
当社の名前について 「扶桑にあると思った」 と言われることが多いです。
その際にみなさまが言う “扶桑” は、愛知県丹羽郡にある扶桑町のこと。
愛知県の北西部にあることもあり、ここ西濃地方で扶桑といえば「扶桑町」だと思い浮かべる方がほとんどではないでしょうか。
実は当社の名前自体は、その町とは直接的な関係がありません。所在地でもありません。会社の所在地は一宮市ですので、混乱されて住所の再確認をされることもあります。
紆余曲折は冗長になるので割愛しますが、この社名については現スタッフではなく、別に名付け親がおります。
関連情報として、手元にある 大辞林で 「扶桑」 を調べてみますと
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①昔、中国で、東方の海中にあるという神木。日の昇る所という。また、その木のある地。扶木。
②日本の異名。扶桑国。「松島は〈扶桑〉第一の好風にして(奥の細道)」
③太陽。「全くの〈扶桑〉の光なし(中右記)」
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と記載されています。
名付け人とは実際お会いしたことはありませんが、読書家で歴史好きであると伝え聞いており、その思い入れが想像できます。
多くのみなさまが地名と結びつけられて考えられるのは、
地理的に当社所在地と扶桑町が近く、実際に取扱いエリアでもあるので当然かもしれません。
| 扶桑町以外の「ふそう」といえば?こちら!
社名についている 【扶桑】 という名前について説明させていただく際には、先程の辞書のお話とともに
「三菱ふそうトラック・バス株式会社」 様
の社名を引き合いにださせていただくと、その社名をご存じ方であれば大体みなさん納得されます。
扶桑町とは関係ないが 「ふそう」 という名前をつけている大企業がいてくださるので、とても説明がしやすいのです。
| 雑学:扶桑町
桑を食餌とし絹を産生して蛹(さなぎ)の繭(まゆ)を作る蚕(カイコ)。明治時代から、その養蚕による生糸の集散地として、この地域がとても発展したことから、この名前が付けられているようです。
現在でも、養蚕やカイコの愛好家の方々が地元でカイコ飼育体験などを行っているそうです。
| 雑学:松尾芭蕉
大辞林 「扶桑」 の②に出てきた、 松尾芭蕉 「奥の細道」 の結びの地が岐阜県大垣市、地理的に近隣地域です。
| 当社の取り扱い不動産物件について
子供の頃からずっと住んでいた、
家族が増えて初めて自分たちで買った、
長く親しみ思い出の詰まった、
土地・家・マンション。
他人から見たらただの不動産物件ですが
前所有者様は、思い出も含めて次の所有者様(世代)に不動産を受け渡すことで
とても晴れやかな心持ちになることもあります。
次の所有者様も、そんな不動産の歴史に好意を持って選ぶこともあります。
単なる モノ の売り買いの商品ではなくて
数字には反映されづらい、 思い出や気持ち それらも含めての不動産であると我々は考えます。
世の中、全てが数値化可能ではありません。
割り切れない気持ち、というものを抱えていることもあるでしょう。
世の中の全てが 0(無)もしくは1(有) 白か黒か、というように分けられるとは限らないのですから。
手放す側は、ご自分の不動産に良い思い出があり素晴らしいと思っても、
ほかの人が全て同じように感じるとは限らないのが、厳しいですが現実であったりします。
次の所有者が手放す方の思いに共感してもらえるなら、それがベストですが、そうはいかなかった場合、せめて同じ気持ちというわけでなくとも、不動産の歴史や思い出を聞いてくれた次の所有者に「なるほど、そのようなお気持ちなのですね」と、言われ受け止めてもらうだけでも心持ちが違うのではないでしょうか。
逆に言えば、新たに所有者になる方からしても、前所有者の思い出やエピソードも含めた情報が手に入れられることは、安心材料となることもあるのです。
| 物件それぞれの物語がある
どんな不動産でも、物件それぞれには歴史があります。
八百万(やおよろず)の神 という考え方が根強い日本においては、
物件 = 主人公 … 動けないが命を持つ生きもの
代々の所有者 = 共演者 … 主人公に寄り添い支えあう仲間
そんな長い長い物語が続いているのではないか、と感じることが多くあります。
以前の所有者・新たな所有者、それぞれとも上でも下でもなく対等な関係性を保ち、飄々としている主人公。
まるでドラマや映画のように、不動産も出会いは 縁(巡り合わせ)と相性 次第なのではないでしょうか?
私たちは、そのように考えて
物件それぞれの素性・素材・個性・特徴などを、よく調査・観察するように心がけています。
手間のかかることを、少人数で不器用に実直堅実にコツコツと続けてきています。
そのため、少人数で機動力はあっても丁寧に対応するにあたりスピーディーでは無い面もあるでしょうし、より良い生活のためのサポートをしたいという意志が強いため、頑固な面もあります。一宮市のほんの小さな小さな会社ですから、大手の業者様のような影響力もありません。一生懸命やっても大手相手にはチカラ及ばず、無力感で落ち込むこともあります。
それでも、
物件で関わった方々が、新たな生活に踏み出し、
その誰もが、ホッとし喜びに満ちたお顔をされているのを見るたび、私たちも我が事のように心和みます。
そして、微力ながらもそのお手伝いを出来ること、
毎回とても嬉しく感じています。
そしてやはり、お客様を見ていると、全ての物件にドラマ(物語)があると感じざるを得ないと毎回思うのです。
※地理や地層好きで有名な芸能人タモリさんが「土地の記憶」というお話をよくされていますが、成り立ちや人々との関わりや歴史など全てを含めてこその土地という考え方はとても興味深く納得できます。
| 何故だか理由はわからないけど 心が動く、躍る
何故だか理由はわからないけど 心が動く、躍(おど)る
ということがあります。
沢山のお客様を拝見していると、
絶対条件を直前に変更 したり、当初の予定とは違う決断 をしたりなど、
ご自身では無意識だとしても、本能的に統計が出来ていて、
的確に自分に合うものを選べている
結果なのでは?と思うときがあります。
金額や数字や表面的なことだけに集中しすぎてしまうと、自分に適している事柄や環境や状況タイミングを見過ごしてしまうケースもあるように思います。
それだからこそ、縁とタイミングを逃さないために、過大な情報に囚われすぎずに五感もフル活用して、目標ををシンプルに柔軟に不動産と向き合うことをお勧めしたいのです。
売る・買う・借りる・貸す・有効利用する
私たちは、いつでもそのサポートを全力でさせていただきます。
| 免許証更新の数字でわかる会社の歴史(と言われることもある)
大きな金額が動いたり、有名なプロジェクトに関わったり…
なんて、
全く縁のない小さな地元の会社ですが、地道に不動産業者として動いております。
実は、2019年(平成31・令和元年)現在
有限会社 扶桑土地は不動産業の免許証更新番号 ( 8 ) を持っています。
カッコ内の数字は免許の更新回数。免許更新は5年に一度。
数字が大きいほど歴史ある業者と言われ、それを信用度と考える業者様もいらっしゃいます。
※実際に以前「御社の更新番号は何番ですか?」と他業者様から確認されたこともありました。
5年で更新で8回というわけで、さりげなく歴史ある会社だったりします。
だから何だというものでもありませんが、
継続は力なりとも言われます。
今後も末永く皆さまの不動産に関わって行けることを願っております。
土地を売りたい・土地を買いたい
建物を売りたい・建物を買いたい
新築にこだわらずリノベーション・リフォームしたい
不動産が欲しいけど、新築・中古どうすればいい?と迷っている
目的に合った不動産(土地・建物)の選び方が知りたい
不動産を有効活用したい
借地権の当事者だが、よくわからない方
間取りやインテリアのバランスはどうしたらいい?
等など
誰かに話すことで、自らの考えがまとまることがよくあります。
まずは 「有限会社 扶桑土地」 お気軽に、ご相談ください。
一宮市・小牧市・岩倉市・北名古屋市・稲沢市・犬山市・江南市・大口町・扶桑町・名古屋市
一宮市内なら特に、今伊勢町・神山町・末広町etc
じっくりヒアリング(聞き取りと下調べ)を行います。
売却・購入・査定・活用なんでも、お気軽にご相談ください。
スタッフが自ら焙煎した扶桑土地オリジナル直焙煎コーヒーをご用意して、お待ちしております。