Column

土地と建物と暮らし方について
情報や雑学のコラム。

雪の日、暖房なしで室内20℃

|最強寒波?雪降りの朝

 

 

 

10年ぶりの最強寒波と暖房費の高騰が毎日ニュースになっています。みなさん、いかがお過ごしですか?本日コラム担当は 雪の日はワクワクする F です。

 

|雪の日の朝、室内温度は20℃

 

雪が降った日の定番シリーズ 暖房なしの室内温度を今年も発表。

昨晩から積雪、屋外は氷点下。さて、今朝の室温は?

いつも通り、暖房なしで20℃超えています。

 

2023年1月25日午前8時、暖房つけずに室内温度21.4℃、屋外温度マイナス1.7℃

2023年1月25日午前8時、暖房つけずに室内温度21.4℃、屋外温度マイナス1.7℃

 

ドイツパッシブハウス基準を目指しつつ、コストバランスの良い建物設計(C値0.5、Ua値0.23)のため、冬でも寒くないのです。

 

 

|設計会社チェンジ!の幸運

 

以前もコラムに書きましたが、この建物、最初は地域で有名な設計会社Xに依頼していました。

 

要望として、太陽熱温水器や太陽光発電でアクティブにしつつも断熱性能を高めてパッシブに、エコに、そしてより健康に暮らせるようにと依頼。

 

しかし、Xは宣伝のためデザイン重視で性能には無頓着、住人の生活は二の次。最初は「わかりますぅ!」って対応だったのに、最終的に「そんなこと言ってたら、家は建てられませんよ(冷笑)」と言い出した。しばらくコミュニケートしたが、無駄だと諦め資料も全部返してもらい白紙解除。闘って燃え尽きて、まさに茫然自失。

 

そんな中、書籍「未来の住宅」を愛読していたのを縁に、エコハウス・断熱での実力派建築士の竹内氏と繋がることができました。

 

 

 

 

神奈川県の設計士が愛知県の片隅まで来てくれるなんて思いもせず、相談をしたら「いいですよ、九州の仕事の帰りに寄ります」と、軽やかな返事があり本当に訪問。

 

そして、初対面で打ち合わせでテーブルで向き合って座って開口一番

 

「どこまで、やりますか?(断熱)」

 

いろんな思いが吹き出して、目頭が熱くなったのでした。阪神淡路大震災や311を経験したあとの世の中への思いをぶつけて依頼してみて良かったです。

 

 

|断熱DIY、断熱リノベ、、エコハウス

 

現在 voicy「建築家 竹内昌義の断熱教室」 を毎日配信しているくらい断熱に詳しく熱意ある建築士の竹内氏。

 

voicy 建築家竹内昌義の断熱教室

voicy 建築家竹内昌義の断熱教室 リンク

 

断熱リノベからエコ内窓やハニカムシェード・ブラインド、ポリカーボネートなどでの断熱DIYや学校でのワークショップなど、断熱と暮らしやすさに関連した話題はいろいろ。

 

★エネルギーまちづくり社

https://www.enemachi.com/

 

 

|暮らす人にも勉強が必要

 

 

窓近くもはもちろん家中どこも寒いところがない、どこも結露しない、吹き抜けも寒くない、床暖房なくても床が冷たくない住まいは本当に暮らしやすく過ごしやすいです。

知識と実力と熱意のある竹内氏に依頼できたのは幸運でした。ただやはり、ここに至るまで情報収集を徹底しました。

 

 

現在は、ネット環境が一般的になり情報発信されている方も多く情報は玉石混合。お客様意識から脱して、自分たちが学ばないとならない時代になっていると思います。

 

新築や本格的なリノベ改修だけでなく、ちょっとしたDIYでも温熱環境は改善します。

家が寒くて困っている人、体調が悪い・崩しやすい人は、ぜひ挑戦してみてほしいです。

 

 

欧米先進国では、寒い時期は室温を18℃以上にしなければならない規制や法律が概ねありますし、世界保健機関(WHO)は健康のため、冬の室温18度以上を推奨しています。そして、日本の家は寒すぎる!とよく聞きます。

 

 

 

 

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